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-これって自分にツッコミ日記じゃんと思う今日この頃-
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朝予告していたSSを上げに来ました☆こんばんわ。

遅くなったのは、サイトの更新をしていたからですすみません。
じゃあ、時間もないので必要事項だけ書いて去ります。

本日の更新
頂き物2つです~vv
絵描きさんお二人から誕プレいただいちゃいまして。
嬉しさのあまりに公開しました☆
変なSS付いてますけどそれはいつもの通りに気にせずに。
慎様からはご寝所でキスですよ~ これって事後ですよね??
一応R指定付けてます。キスだけですけど、ほら、夕鈴があんな格好ですし…
キリリク用の絵も楽しみです~
天沢様からは兄貴ですよ兄貴!
兄貴のイラストが出る度に釣られている私です。←最近は書き込めてませんけども(涙)
兄貴から私へのプレゼント…!中身は何でしょうね~vv
これからも兄貴布教に努めることを誓います。(下町布教じゃないのか)
兄貴の背中に抱きつき隊です。

誕プレは、S様とG様からもSSをいただいてるんですけど~(私なんて幸せ者!)
SNSの方に公開されるのでどうしよっかなーって。
後でメッセで聞いてみよっと。

さてと。それではこっそりバレンタイン小ネタ後半です。
ノリだけで書いた短いお馬鹿ネタなので、あんまり期待しないでご覧ください。



水月・方淵・李順・黎翔で、計4編です。
どれもお遊び感覚のお馬鹿ネタです~


1.水月編
「陛下、これを。」
水月が差し出したものに夕鈴は首を傾げる。
手のひらに乗るサイズの箱には精緻な彫りが施され、一目で一級品と分かる代物ではあるのだけど。

「―――何 これ?」
…ただ、それを差し出される意味が分からない。

「紅珠から親愛なる陛下へ、とのことです。」
「ああ、それなら頂くわ。」
その答えを聞いて全ての疑問は解消された。
今日のことについてはこの前彼女と話していたから、同じことをしてみたかったのだろう。

「そしてこれは私から。紅珠にこれを渡して頂戴。」
「御意。」
元々水月に届けて貰うつもりだったものを交換で渡す。
紅珠からの物に比べたら材料費も比べものにならないけれど、懐拾い氾家息女はその辺りは気にしないだろうから構わない。


「…で、どこに行くのかしら?」
いそいそと踵を返してどこかへ行こうとする彼を引き留める。
「これから紅珠に渡しに参ります。」
胡乱げな視線を向けると、相手はキラキラと爽やかな笑顔で言ってのけた。
悪びれた様子もないのが問題だと思う。

「―――誰がサボる口実にしなさいと言ったのよ。」
仕事しなさいと、夕鈴は彼の仕事が積み上がった場所を指差した。


・・・・+・・・・
 マイペース水月さん。彼のやる気には変化がなかった様子。




2.方淵編
「早く仕事終わらないかな~」
「食べるのが楽しみだ。」

政務室の面々は、事ある毎に陛下から賜ったお菓子に思いを馳せる。
陛下からという時点で稀有な物だが、更に美味しいとなると期待は膨らむ一方だ。

「一粒一粒大切に食べるんだ~」
「他の奴らに食べられたりしないようにしないとな。」

「何を考えている!」
いきなりの怒声に彼らはきょとんとする。
何事だと振り返ると、柳方淵がこちらを睨んでいた。

「「…?」」
どうやら今の言葉はこちらに向けられたものらしいが、何のことを言われたのか皆目見当がつかない。
反応が鈍かったからか、彼はますます眉間の皺を深くして睨んできた。
「陛下から下賜されたものを食べるだと!?」
「え、え??」
「いや、その…」

だってお菓子だろう? お菓子は食べるものだろう?
言われている意味がさっぱり分からず、彼らは更に困惑する。

「あれは厳重に封をした後に保管し、我が家の家宝に―――」

「腐るからちゃんと食べなさい。」
延々と語りそうな勢いに官吏達が引き気味になっている中、女王陛下直々にツッコミが入ったのだった。


・・・・+・・・・
 最初は「女が政など…」なんて言ってたのに今やすっかり忠犬。柳家でなければ、ねぇ…




3.李順編
「はい、李順。」
黎翔を入り口に置いて二人で執務室に入ってすぐ。
彼の手のひらにポンと乗せれば、李順は不思議そうにそれを見下ろした。

今彼女が渡したのは官吏達が持っているものと同じ―――お菓子の袋だ。

「…私が貰ってもやる気に変わりはありませんが。」
礼のひとつも返ってくるのかと思えば、微塵も嬉しそうな顔をせずにそんなことを言ってくる。
「分かってるわよ。」
とはいえ、その言葉は予想通りだったから夕鈴も気にしない。

李順が物で態度を変えるような男ではないことは重々承知だ。
それくらい夕鈴だって知っている。
どれだけ長い付き合いだと思ってるのか。

「これは日頃の感謝の気持ち。」
同じ意味でさっき宰相にも同じ物を渡した。
相変わらず景気の悪そうな顔で礼を言われて、本当に喜んでくれたのかよく分からなかったけれど。
まあ、自己満足だからそれで良いと思う。

「甘味はあんこが一番ですが…」
「~~~ッ 素直に受け取りなさいよッ!」

なおもダメ出しをする李順に、どこの姑だ!と思わず叫んだ。


・・・・+・・・・
 嬉しくないわけはないのでしょうが、素直に言わない。そんな間柄希望。




4.黎翔編
「…どうしてそんな難しい顔してるの?」
部屋に戻って黎翔にも同じものを渡すと、喜ぶどころかじっとそれを見つめている。

チョコレートは嫌いじゃなかったと思うんだけど。
だって、味見の時たくさん食べてたし。

「―――大きさ…」
ぽつりと零されたのはギリギリ聞き取れるくらいの呟きで、何?と聞き返す。
「みんなと、一緒… 僕、お婿さんなのに……」

ああ、特別じゃなかったから拗ねてるのか。
原因が分かって脱力した。

「あんなに食べてたじゃない。もう飽きただろうと思ったからこれくらいで良いと思ったのよ。」
顔を上げた黎翔がじとっとこちらを見る。明らかに不満だって態度で。
「…そんな顔されても、もう残ってないし。」
甘い物が好きなのは知っていたけれど、少ないからってそんなに拗ねなくてもと夕鈴は思う。


「じゃあ、付加価値付きで。」
「きゃっ!?」
いきなり抱き上げられて小さな声を上げるも、彼は軽々と夕鈴を運ぶと長椅子に腰掛けた。
気がついた時には彼の膝の上。
「れ、黎翔…!?」
何が何だか分からない間に、たった今渡したはずのお菓子の袋を渡される。
まずそれを指差して、次いで黎翔は自分をさしてにっこりと笑った。
「食べさせて。」
「なっ!?」

お菓子が少なくて拗ねてるのに、付加価値がこれってどういうことなの!?

「―――夕鈴」
「ッッ」
耳元に注がれる甘い甘い声。
自分の熱で溶けてしまいそうになる。

(~~~いきなり狼スイッチ入れるなんて卑怯よ!!)



―――それから。

見せつける相手もいないというのに、いつも以上にイチャイチャさせられた。

「美味しいね。」
上機嫌に戻った彼を前に、次からは1つでも多くしてあげようと誓ったのだった。


・・・・+・・・・
 最後は二人でイチャイチャ。しかし恋愛フラグは全力スルー☆


―――――以上、お粗末様でした。

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マンガ大好き、寝るのも大好き。
基本はめんどくさがりです。

注意:
以前の日記と同じスタンスなので、ヲタも仕事も日常もごちゃ混ぜです。
真面目な検索で来られた方はスミマセン…(汗)

ヲタ歴:
封神でこちらの世界に入り込み、ガンダムSEEDにはまりまくり、現在は狼陛下も大好きです☆
時々サイトで二次小説を書き散らかしてます。
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