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-これって自分にツッコミ日記じゃんと思う今日この頃-
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私の中のロイアイ観(大佐出てないけど) 鋼は初書きだなぁ…
某友達に捧ぐ。これ好きにして良いから代わりにこれの感想頂戴ねv

------------------

「中尉」
見送った背中と入れ違いに、声をかけてきたのは金髪の 普段は飄々とした男。
彼は今見送った人を理解している数少ない1人で。
いわば、自分の同志。

「ハボック少尉。何かしら?」

振り返れば隣に並び立ち、彼は先程まで自分が見ていたのと同じ方を見つめた。

「…良いんですかい?」
前を見たそのままで、そう聞いてくる彼に何が?と返す。
「大佐は今から女とデートなんでしょう? 止めなくても?」

ゆるりと見上げれば目が合った。
からかっているように軽い言葉でも、その表情はどこか心配げで。

―――彼は"知って"いるから。

だから、何故?と言って笑った。


「あの人が私に求めているのは"女"ではないから。」

冷静な判断力を持つ、有能な部下。
それが彼が求めるもの。

「そして私が求めているのも"恋"ではないわ。」

愛の言葉が欲しいわけじゃない。
振り向いて欲しいわけでもない。
ただ、彼が彼であれば良い。


「この銃はあの人を護る為にあるの。」

この手を血に染めても護りたいものがある。

「この命はあの人を死なせない為にあるの。」

命に代えても護りたい人がいる。

「望みは1つ。彼の野望が叶うことよ。」

その為にも絶対死なせたりはしない。
そして絶対に、私より先には逝かせない。
その前に、私が彼の盾となるから。



「…カッコ良いっすね〜……」
「ありがとう。」
ぽかんとして心底感心したように言った言葉には微笑んで返事を。
すると彼は苦笑いして肩を竦めた。
「今の、大佐に聞かせてやったらどうっすか?」
「冗談。無意味だわ。」

本当に冗談。
言っても彼は変わらないし、私が恥ずかしいだけ。


「…そっすかねぇ……」
だから、少尉の小さな呟きは、耳に入ってこなかった。


<FONT size=1>大佐もちゃんとリザさんが好きなんですよー</FONT>
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…コミックス見直してないから口調が分かんないや(汗)
もう1つ ヒューズさん追悼のロイアイ(追悼なのに!?)もあるけどどうしよっか?

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基本はめんどくさがりです。

注意:
以前の日記と同じスタンスなので、ヲタも仕事も日常もごちゃ混ぜです。
真面目な検索で来られた方はスミマセン…(汗)

ヲタ歴:
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